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愛知県一宮市木曽川町黒田錦里11

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住職
加藤 雄燈
kato yuto

妙君寺住職 / 日蓮宗修法師・公認心理師

早稲田大学人間科学部 臨床心理学専攻卒業の後、日蓮宗総本山身延山大学仏教学部三年次に編入すると同時に僧道学寮に入寮し修行を修める。
日頃は妙君寺の伝統のもと、300日間荒行修行・心理カウンセリングの経験を活かし、宗教・宗派、年齢を問わず参詣者の相談事・祈祷・供養をつとめる。
また、各種イベントを企画し、仏教の中にある「心の救い」を発信している。百日間の日蓮宗大荒行堂3度の成満。一男一女の父親。趣味は、史跡散策。


  • (国)公認心理師
  • 日本メンタルヘルス協会 認定カウンセラー
  • 自坊や、市内各地において講演を行なう。
  • 終活支援相談室 はすのわ主催

ごあいさつ

妙君寺は、初代 妙君上人(加藤きみ)から始まりました。
妙君上人は、自らの病を信仰によって解決した事から、人々に法華経の信仰を伝えたいと誓われました。 毎日早朝から多くの方の悩みを受け止め、信仰によって解決に導いてきました。以来現在においても、人生相談を通し多くの皆さまが宗派を超えてお寺に来られております。

全国には沢山のお寺があり、お坊さんがいらっしゃいます。その中で、私共は常に皆さまにとって身近な存在であり、本当の意味での支えとなる僧侶・お寺であり続けたいと誓願しております。
どんな小さな事でもお話し下さい。もちろん秘密厳守ですから、仏様の前で何でも打ち明けてみてください。必ずよいお導きがいただけます。日蓮宗に於いて祈祷を行う修法師となるには、特別な修行が課せられます。私共が修行で得た事、また日々の行学の成果、全てを懸けて皆さまに正しい信仰を伝え、心の迷いをお救いしたいと思っております。

実績

修行歴

日蓮宗総本山 身延山僧道修了

平成19年度 日蓮宗大荒行※ 初行成満

【日蓮宗大荒行堂とは】:日蓮宗に古くから伝わる寒中100日間の結界修行。
11月から2月の寒中に100日間にわたり行われ、一日7度の水行と18時間に及ぶ経典読経・ご祈祷研鑽を行う。
睡眠・食事も極端に制限されるこの修行は、まさに「死と再生」の宗教的体験が秘められている。
荒行を修めた者は苦の原因の「因縁」を見抜くとされ、ご祈祷をすることが許されている。

平成25年度 大荒行堂 再行成満(通算200日) 

平成30年度 大荒行堂 三行成満(通算300日)

講演

仏教と心理学を学ぶ「せいめい塾」を継続開催しています。
体調や生活を左右する「心」を安穏に保つコントロール法は、「仏教」にも説かれています。
開催案内は公式LINE他、インスタグラム、フェイスブック、ホームページにてお知らせします。

荒行の始まり

日蓮宗の荒行は、世界三大荒行の一つに数えられ大変厳しい修行といわれます。

この荒行の始まりは、今からおよそ700年前にさかのぼります。

 日蓮大聖人が御入滅される際に、弟子の日像上人に京都布教を託されました。この日像上人は、日蓮大聖人から直々に京都布教を命じられた事を重く受け止められました。日像上人は大聖人の遺命を身命をかけて実行するすべく、心身鍛錬を決意します。                             永仁元年(1293)25才の時、冬10月26日(現行歴では11月)鎌倉にある由井ケ浜の浜辺にて、毎夜百ケ日のあいだ寒風に身をさらしながら時には身を海に投げ出して心身を清めました。一晩に百巻の「自我偈」を読み、翌年の二月まで修行続けられたのです。 これが日蓮宗荒行の始まりとされています。      

現在の荒行は千葉県市川市に在る大本山法華経寺の内に「日蓮宗加行所」として毎年開設され、古来からの伝統を守りつつ厳しい修行が11月1日より翌年の2月10日の満行まで100日間行なわれています。                 

日蓮宗ではこの荒行を終えた僧侶のみが「祈祷」をすることを許されております。

大荒行堂の日課

大荒行の修行を全てを語ることは到底できませんが、今回はその一端を申したいと思います。

先づ起床ですが、午前3時からの水行を行う為に午前2時頃の起床となります。荒行は基本的に1日7回(午前3時・6時・9時・12時・午後3時・6時・11時)の水行と、読経で1日が明け暮れます。水行が終れば読経、読経が終れば水行という徹底した修行をする事で、自らの六根清浄・罪障消滅をめざします。

食事は、朝夕の2回のみ、昼食はありません。お粥とみそ汁だけでこの100日間を通す訳です。しかも食事の時間は僅かなお粥を飲みほすだけの短時間で、無駄な時を取りません。

1日2時間余りの睡眠と2食の食事で日に7回の水行、延べ18時間余に渡る読経三昧ですので、声は嗄れ、足は腫上り、身体は衰弱して意識はもうろうとして来ます。しかしこの様な過酷な状態にあっても何とか100日間の修行が全うできるのは自からの修行しようとする気持、鬼子母尊神、諸天善神の御加護に他なりません。

荒行も50日間が過ぎますと檀信徒との面会が許される訳ですが、直接手を触る事はできません。面会に訪れた方々に法楽祈祷を行ないますが、水行・読経で清められた行僧の御祈祷には計り知れない迫力と感動を受ける事と思います。 日蓮宗の荒行は日本仏教の中で一番厳しい修行です。その訳はお釈迦様の真実の教えである法華経、そして日蓮大聖人がお唱えになられたお題目を弘めんが為に法華経の行者に求められた厳しさがそこにあるからです。

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